
課題
- スプレッドシートとLINE・メールによる情報共有で、配置ミスや確認漏れが頻発
- 現場情報の伝達にバラつきがあり、属人化や対応漏れが発生
- 得意先ごとの報告書集計・確認作業に大きな負担がかかっていた
- 月末業務が約1週間かかり、手戻りやヒューマンエラーも多発
解決策
- 直感的に使えるUIで、現場〜本部間の情報を一元管理
- 上下番・配置・報告書・契約情報までKOMAINU上で完結
効果
- 配置ミス・伝達漏れの削減と、確認作業の簡素化
- 報告書の確認・集計が効率化され、チェック精度も向上
- 月末業務が最大1週間→1〜2日に短縮、残業時間の削減に貢献
- 未経験者や高齢者にも浸透しやすく、現場定着がスムーズ化
北海道札幌市を拠点に交通誘導・雑踏警備を展開する株式会社ASE。ジョンソンホームズなどを傘下に持つ「ヤマチユナイテッド」グループの一員として、2023年12月に設立された新進気鋭の企業です。現在は約30名体制で、2級・1級資格者を計8名、雑踏警備資格者3名を擁し、住宅建設現場やイベント会場の保安警備業務を中心に対応しています。
今回は、KOMAINU導入のきっかけから運用までを担当された、管原さんに詳しくお話を伺いました。
複雑な現場にも対応できる柔軟性、現場主導の活用も加速
――KOMAINU導入前は、どのような課題がありましたか?
管原さん:
警備業スタート直後はスプレッドシートを使って配置管理をしていました。ですが、配置漏れや「誰が余っているのか」が一目で分からず、エラーも起こっていました。現場情報もLINEやメールで共有していたため、「本当に伝わっているのか?」という確認もできず、2024年春に警備業を立ち上げてから早くも限界を感じていました。
警備業立ち上げの武器に。“見やすさ×補助金対応”で導入
――なぜKOMAINUを選んだのでしょうか?
管原さん:
KOMAINUを知ったのは、採用支援で関わっていた船井総研さんからの紹介がきっかけです。船井総研さん主催の経営研究会に参加していた流れもあり、KOMAINUというツールがあると聞いて興味を持ちました。
実際に操作画面を見てみると、「これなら使いやすそう」と感じましたし、直感的で見やすいインターフェースが印象的でした。また、KOMAINUはIT導入補助金の対象ツールとして認定されていたため、コスト面でも導入の後押しになりました。

現場も本部も巻き込み、1ヶ月で定着した導入プロセス
――導入時の社内の反応や工夫したことはありますか?
管原さん:
私自身は、アナログ運用を経験したのは2〜3ヶ月ほどでしたが、現場の情報共有や配置確認がすでに限界を感じるレベルで、「これならもうKOMAINUに一本化しよう」とスムーズに切り替えることができました。
特に現場の隊員たちへの周知は重視しました。アプリの使い方を個別に説明したり、操作に不安のある高齢の隊員には音声や対面でのフォローを行うなど、年齢層に応じた対応を意識しました。結果的に、導入から1ヶ月以内には全体が問題なく使いこなせるようになったと思います。
面白かったのは、現場よりも本部側のほうが「これをやるにはどうやって使うんだっけ?」と試行錯誤していたことです。シンプルで優れた機能が多くて充実している分、逆に応用的な使い方を模索するフェーズに早く入れたのは良かった点ですね。

情報の一元化で月末業務が1週間→1〜2日に短縮
――導入後、具体的にどのような変化がありましたか?
管原さん:
まず、配置確認の手間が圧倒的に減りました。以前はスプレッドシートでの運用だったため、「この現場に誰を配置したか」が一目で分からず、配置ミスや確認作業が日常的に発生していました。KOMAINUを導入してからは、画面を見れば誰がどこに入っているか一発で分かるようになり、ミスも激減しました。
また、月末の締め処理も大きく変わりました。それまでは、各隊員からの報告書を得意先ごとに確認・集計し、契約内容と照らし合わせてまとめる作業に1週間ほどかかっていたんですが、今は1〜2日で完了できています。
得意先ごとの契約単位での中身確認もKOMAINU上で完結でき、二重チェックもしやすくなりました。情報が一元管理されているからこそ、「誰が何日どの現場に入ったか」「報告が出ているかどうか」などをまとめて確認できるのが非常に助かっています。


現場からも「楽になった」の声、未経験者にも違和感なく浸透
――隊員の方々の反応はいかがでしたか?
管原さん:
全体的に「これは楽だ」という反応が多いですね。休み希望もアプリから簡単に出せるし、現場の地図や指示もスマホで確認できるので、電話でのやりとりはほとんどなくなりました。
当社は未経験の隊員が多いのですが、逆にそれが良かったのかもしれません。よくある紙や電話ベースの業務報告ではなく、最初からKOMAINUの使い方が当たり前になっていて、「こういうふうにやるもんだ」と自然に受け入れられています。

警備業の未来のために──「やるなら、早く」が現場の実感
――最後に、導入を迷っている企業へメッセージをお願いします。
管原さん:
正直なところ、やるなら早くやったほうがいいです。当社は立ち上げ直後にKOMAINUを導入したのでスムーズに移行や対応ができましたが、長年既存のやり方を積み上げてきた会社ほど、「変えること」に抵抗を感じるのは理解できます。
でも実際に導入してみると、ヒューマンエラーや伝え漏れ、言い間違いといったアナログ特有の課題が一気に解消されます。「まず電話して」ではなく、「アプリを見れば分かる」「万が一分からなかったらチャットや電話をして」という状態になれば、確認も共有も一瞬です。
特に今後、警備業界はさらに人手不足が進みます。「誰でも使える仕組み」「誰かが休んでも止まらない体制」は絶対に必要になります。KOMAINUは“現場で継続して回せる仕組み”として、非常に現実的な選択肢だと思います。
