
課題
- ホワイトボードによる手書き配置管理でミスや作業負担が多発
- ホワイトボードの写真→手入力の二重管理で年間600時間以上の業務が発生
- 電話・メールによる連絡で情報が属人的、かつ把握が困難
- 管制員担当によって裁量の差がある
解決策
- KOMAINUによる直感的な配置・上下番・報告書の一元管理
- PCやスマホから自宅でも管制業務が可能に
- 他社経理ツール連携により請求・給与業務も自動化
効果
- 配置・連絡・報告作業が劇的に簡略化
- 管制入力ミスが大幅減、業務効率は体感で“半分以下”に
- 年間1,095時間の業務を削減、3名体制から2名でも事実上運用可能に
アースセキュリティ株式会社は、大阪を拠点に交通誘導を中心とした警備業を展開する企業です。隊員数は約170名。警備業のほか、情報セキュリティ業務なども手がけ、現場起点でのDXに積極的に取り組んでいます。
今回は、同社のDX推進担当である中西さやか様、三崎様に、KOMAINU導入の背景や活用方法、現場での変化について伺いました。
アナログで複雑なフローで600時間──KOMAINU導入の背景
――KOMAINU導入前はどのような課題がありましたか?
中西さん:KOMAINU導入前は特に管制業務のツールを使っておらず、ホワイトボードで隊員の配置を管理していました。隊員配置が確定すると、ホワイトボード全体を写真で撮影し、事務員がその写真を見ながらシステムへ手入力…など、これだけで年間600時間以上もかかっていたんです。
また、管制業務では電話やメールでのやり取りが多く、管制員によっても情報の伝達漏れやミス、把握の遅れが起きがちでした。結果として、正確性やスピードに欠ける運用になっていました。

わかりやすさと柔軟さが決め手
――数あるツールの中で、KOMAINUを選んだ理由は?
中西さん:導入のきっかけは、既存のシステムがインボイス制度に未対応だったことでした。請求・給与業務は某ツールに移行予定だったため、連携できる管制ツールとしてKOMAINUが候補に上がりました。
決め手となったのは、ホワイトボードのような直感的な配置UIと、CSV出力機能を即時対応してくれた柔軟さ。管制スタッフもそこまでITに強いわけではなく、不慣れなスタッフもいる中で、感覚的に使える操作性を見て「これなら大丈夫」と思いました。


たったの1週間でみんなマスター!?想定以上の順応
――導入プロセスで工夫したこと、苦労したことはありますか?
三崎さん:導入当初はアナログだった業務フローから一気にデジタルへ変化することもあり、かなり身構えていました。なんやかんやで、慣れるのにきっと3ヶ月はかかるかなと。
まずはITに詳しそうな隊員から運用してみて、その後徐々に広めて…など事前にシミュレーションしていたほどです。
でもが、いざやってみると、現場への定着はわずか1週間〜10日程度。我々の想定を大きく上回る早さで浸透しました。これには私自身も本当にびっくりしました。

業務時間は1,095時間削減・ミスも激減
――導入後、どんな変化を感じましたか?
三崎さん:管制入力におけるミスが大幅に減少したことで、現場との情報共有も格段にスムーズになりました。特に視覚的に“足りない部分”が一目でわかるようになったことで、入力に対する意識づけも進み、作業の正確性が向上しています。
中西さん:業務時間の削減効果は非常に大きく、管制入力にかかっていた(ホワイトボードからの転記作業)600時間に加え、電話連絡も495時間分が削減され、年間で合計1,095時間もの効率化を実現しました。
三崎さん:これにより、従来3名体制で対応していた業務を、現在では2名でも無理なく対応可能となり、人員配置にも柔軟性が生まれています。

KOMAINUなしの業務は考えられない!全世代が使えるツール
――KOMAINUの導入を検討している企業へ一言おねがいします
三崎さん:当社ではKOMAINUは、20代から80代までの幅広い年齢層にわたる隊員に活用されています。中には「メールは使えないけれど、KOMAINUは使える」という隊員もおり、直感的に操作できるUI設計が、世代を問わず受け入れられています。
導入後は、連絡や上下番の報告にかかる時間が最小限に抑えられたことで、現場での対話や巡回など、より本質的な業務に時間を使えるようになりました。KOMAINUが生み出した時間と余裕が、業務の質を底上げしています。

中西さん:警備業界は50代以上が6割を占めると言われており、そのほとんどの警備員は主戦力です。「高齢」だからと切り捨てるのではなく、寄り添いながら改善していく姿勢がこの業界の未来を守ると思います。アナログな運用をされている企業でDX化に対して敷居が高いと思う企業こそ、ぜひ思い切って使ってみてほしいです。案外あっという間に定着するかもしれません。
三崎さん:今より会社を発展させたいなら入れるべきです。導入当初から、管制・隊員のどちらからも不満の声は一切なく、好意的な反応ばかりが寄せられています。今では「KOMAINUがない日常は考えられない」と言っても過言ではなく、現場にとって欠かせない存在となっています。それほどまでに業務に深く浸透し、必要不可欠なツールとなっています。
